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侵入犯罪は春が多い💦vol.2

令和4年の警視庁の統計によると、3月から6月の侵入窃盗発生件数は他の月より多くなっており、特に空き巣が増えているようです。春は、新しい門出を迎えるとともに引っ越しも増える時期。新生活に不慣れなまま、防犯対策が十分準備できていないまま過ごしてしまう方も多いのではないでしょうか。

 

前回、侵入犯の行動パターンとそれを知ったうえで、どう防犯に配慮すべきかをご紹介しました。

今回は侵入手口や開口部に合わせた具体的な対策をご紹介していきます。

 

侵入犯の侵入手口と開口部の対策を知る

【侵入手口1位】鍵が開いているところから入る

どんな形態の住宅でも、1番被害に遭っているのは無締まりの家、すなわちカギの開いている家です。家事に時間をとられ、玄関や窓にカギをかけていない隙に侵入される例も多いようです。
「間もなく子どもが帰ってくるので予めカギを空けておく」「ゴミ出しはカギを空けたまましている」といった声もよく聞きますが、防犯の面から考えればリスクしかありません。私たちが入りやすい家は、泥棒も入りやすい家です。少しでも家を空ける場合には、必ずカギをかける習慣をつけることが大切です。
また、戸建てでも共同住宅でも、合いカギでの侵入が少なくありません。昔ながらの植木鉢の下やポストの中に合いカギを隠すのは止めておきましょう。賃貸住宅の場合は、入居者が入れ替わる時に必ず鍵穴(シリンダー)を交換することをお勧めします。

 

当社のオススメ!!

「戸先錠」の窓を導入する

施錠しやすさで選ぶなら「戸先錠」の窓がおすすめです。窓を閉めるだけでカギがかかるので、施錠がより確実に。真ん中にカギがないので見た目もスッキリします。

複層ガラスはどうしても重くなってしまうため、高齢の方などには開け閉めが大変ですがこれなら通常の窓より手をかけやすいため開け閉めもしやすくなります。
(戸先錠は、「APW 330」「かんたんマドリモ 内窓 プラマードU」に設定しています。)

【侵入手口2位】ガラスを破って入る

次に被害が多いのが、ガラスを破って入るという手口です。ガラスの一部をバーナーであぶる「焼き破り」、マイナスドライバーを打ち込む「こじ破り」、バールなどで衝撃を与える「打ち破り」などの手法でガラスの一部を破り、そこから手を差し入れてクレセントを回して解錠してしまうのです。
通常のガラスであれば、侵入までわずか数秒しかかかりません。ちょっとした留守の間でも被害に遭う可能性があります。ガラスを破られないような対策が必要です。

 

ガラス破りに強い窓にする

⭐安全合わせ複層ガラスを使って割れないようにする

「安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラス」といった、破壊されにくく、割れても飛散しにくいガラスでの防犯対策がお勧めです。2枚のガラスに樹脂中間膜を挟みこんでおり、こじ破りなどの手口に対して有効です。また、飛散しにくい安全合わせ複層ガラスは自然災害に対する対策にもなります。

【補足】複層ガラス・網入りガラスと安全合わせ複層ガラスの違い
複層ガラスは、ガラスとガラスの間に空気の層をつくることによって断熱性能を持たせていますが、ガラス自体の強度は単板ガラスと同様のため、防犯性が高いわけではありません。
また、網入りガラスは、火災が起きたときに延焼を防いだり、熱でガラスが割れたときに飛び散ったりするのを防いでくれるガラスです。ガラス自体の強度はこちらも単板ガラスと変わらず、内部のワイヤーも工具で簡単に切断できてしまうため、防犯性が高いわけではありません。

【補足】窓ガラスにフィルム後付けで対策することについて
市販のフィルムを後付けで窓ガラスにDIYで貼りたい、とご相談いただくことがありますが、後から窓ガラスの表面にフィルムを貼ると、膨張率の違いからガラスが熱割れすることがあるため、メーカーとしてはお勧めしておりません。

⭐2ロックや2重窓にして侵入までに要する時間をかせぐ

クレセントや戸先錠と補助錠により2カ所をロックすることで、空けるまでの時間が長くなります。時間がかかればかかるほど、侵入をあきらめる可能性が高くなるはずです。

 

ガラスを物理的にガードする!!

⭐シャッターや雨戸、面格子を活用して侵入者に嫌われる窓に

シャッターや面格子の侵入抑制効果は一目瞭然。物理的にガードしているのはもちろん、特にシャッターは家の様子が分からないため、侵入者にとってそもそも狙う気が起こらないという視覚的な効果も考えられます。こじ開けや打ち破りにより強いタイプもご用意しました。犯罪だけでなく、強風や飛来物から窓を守るためにも、おすすめです。

 

人が侵入できないサイズの窓にする

⭐スリット窓なら侵入できない

サイズの小さい窓や、たてや横に長いスリット窓は、光や風などは取り入れながらも人が侵入できるサイズではないため、防犯対策になります。
具体的に侵入防止に有効な窓サイズとしては、「400㎜×250㎜の長方形」「400㎜×300㎜の楕円形」「直径が350㎜の円」の3つの大きさのブロックが何れも通過不可能なサイズとされています。

 

【侵入手口3位】ドアその他の錠を開けて入る

ドアと壁のすきまにバールを押し込み、てこの原理でドアを破壊する「ドア錠こじ破り」、特殊工具を使ってドア錠を短時間で開ける「ピッキング」、ドリルで穴をあけてサムターンを強引に回す「サムターン回し」などが代表的な手口です。
こういった強引な手口そのものを防ぐのは困難ですが、その手口を使っても開けづらい状況にすることは可能です。以下、代表的なものをご紹介します。

 

錠破りに強いドアにする!!

⭐2ロックや多点締まりドアで侵入までに要する時間をかせぐ

ドアの基本はワンドアツーロック。複数の錠でロックすることで、侵入までの時間が長くなります。時間がかかればかかるほど、侵入をあきらめる可能性が高くなるはずです。

 

⭐不正開錠を防止する機能のあるドアを選ぶ

スマートコントロールキーなら、もし1つ目のカギが不正に開けられても、50秒以内にもうひとつのカギを開けて扉を開けなければ、自動的に上下2つのカギが再ロックされ、不正解錠を防止する「ピッキング防止機能」を備えています。
その他にも、「顔認証」「見えないシリンダー」「脱着サムターン」「タイマー施錠機能」など、たくさんの防犯に配慮した機能を盛り込んだ商品です。新築のお客様だけでなく、玄関のリフォームを行う方でも、ぜひ取り入れていただきたい機能です。

 

⭐理論カギ違い数の高いドアを選ぶ(手動錠)

優れた耐ピッキング性能を保持するドアなら、1億通りを超える理論カギ違い数を実現し、ピッキングを抑制します。

 

⭐サムターンそのものを取り外す/ドア錠こじ破りに強いカギを選ぶ

取り外し式のサムターン鍵なら、外出時や就寝時に取り外しておけば、ドアのガラスを割られても外から回せないので、安心です。鎌錠とセットで、こじ破り対策に効果を発揮します。

 

⭐ドア自体を防犯性の高いものに交換する

ドア自体を防犯性の高いものに交換することで、安心して生活することができます。ドアリモなら、玄関ドアをスピーディーに交換することが可能です。

 

補助金を使ってかしこく防犯対策をしましょう!

今年も「住宅省エネ2024キャンペーン」と題した国の補助事業(補助金制度)が行われています。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援するものです。

その中で、条件があえば「防犯性の向上に資する開口部の改修」に対しても補助金がつきます。この機会にぜひ開口部の断熱や防犯性を向上するリフォームをご検討・ご提案ください。

補助金の詳しい情報はコチラ

 

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